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CMASについて
第二次大戦中におけるフランスでのスクーバの発明は水中活動にかつてない新時代を拓き、水中は宇宙と共に人類に残された2大フロンティアとして脚光を浴び、世界各国で水中活動への取組が始まりました。こうした高まりの中、この分野における独立した国際交流の場づくりが、フランスのクストー、フェラーロ、デュマらにより提唱され、1959年1月10日に15カ国(西ドイツ、べルギー、ブラジル、スペイン、フランス、イギリス、ギリシヤ、イタリア、マルタ、モナコ、ポーランド、ポルトガル、アメリカ等)の代表がモナコに集い設立され、CMAS本部(クマス・シーマス・シーエムエイエス)がフランスに設置されました。
CMASはフランス語のCONFEDERATION MONDIALE DES ACTIVITESSABAQUATIQUES(コンフェデレション モンディエール ドゥ アクティビィテサブアクアティック)の略称であり、世界水中連盟を意味しています。世界の国々が加盟する国際機関であり、水中活動の国連といえます。
CMASは、水中活動の開拓、世界各国の水中活動の支援、水中スポーツ、水中技術、水中科学研究の実施を目的としています。そして、水中活動連盟未組織国への設立支援、水中活動における法律や規則の国際的な統一化、水中活動の国際大会や万国博の主催及び後援、国際スポーツ機関や国際的文化団体との交流、水中活動全般に関し国際間の調整と水中活動の振興などの活動を行っています。具体的には水中スポーツ委員会(フィンスイミング、水中オリエンテーリング、水中ホッケー、水中ラクビー)、水中技術委員会(スクーバ潜水技術教育、水中映像、スクーバ潜水国際認定証認定、水中乗物、水中設備、水中洞窟、潜水指導者)、水中科学委員会(水中考古学、水中生物学、水中地質学、水中工学、水中医学と予防、水中法律、水中自然保護、水中教育学など)の3つの委員会に分かれて活動し、殆ど毎月のように世界各国で小委員会を開催し、その議事録が取られています。これらの委員会の活動として、水中スポーツ委員会では、種々の水中競技の規則の制定、公式競技会の承認、年間競技会の発表、競技記緑の公認(特に、フィンスイミングとスピアフイッシングにおいて、CMASの規約に基づいて提出された記録の承認を行っています。また、CMAS主催や後援の競技会に参加する選手は、直接・間接を問わず報酬を目的としないアマチュアでなければならないと規定されています。)を行っています。水中技術委員会では、ダイバー同志の水中手信号の規則の統一化と成文化、ダイバーのトレー二ングプログラムの統一化と成文化、ダイバー認定資格と試験基準の統一化と成文化、各国の水中連盟の代表機関に対して必要な規則を定めることの勧告を行っています。また、水中科学委員会では、各国の水中連盟や水中の研究所および研究組織の仲介、応用科学研究や科学ダイバーのトレー二ングの実施、水中研究における科学者や専門家がCMASの科学委員会の会員に就任する事の承認を行っています。
また、1986年にはIOC(国際オリンピック委員会)に加盟、1988年にUNESCO(国連教育科学文化機関)と「科学ダイバーマニュアル」を完成、また同年にIUCN(国連自然保護連合)とGAIFS(国連スポーツ連盟機構)に加盟しました。現在、CMAS基準に基づき水中レジャー活動を行っている施設は13000カ所あります。また、CMASは600万人以上の人材を育て、これらの人々は世界160カ国で活躍しています。このように、CMASは水中のスポーツやレジャーダイビングや科学ダイバーが集まって出来た国際交流の連盟でもあります。そして全世界のダイビングを愛する人々に門戸を開き、世界中のダイバーが毎年のように集まることのできる集会を開催しています。そして、毎年のように新しく創造された水中に関する価値ある情報は、CMASの活動を通して全世界のダイバーに伝達されているのです。
JCIAについて
JCIAは英語のJAPAN CMAS INSUTRUCTORS ASSOCIATION(ジャパンクマスインストラクターズアソシエーション)の略称であり、特定非営利活動法人ジェィシィアイエィを意味しています。
JCIAは日本国内における潜水指導団体や学術団体、民間企業等の水中活動の振興と調整をはかることを目的として1982年10月12日に創立され、初代の会長には、日本における水中活動の産みの親として知られる(財)海中公園センター専務理事でもあられた故、猪野峻先生が就任されました。
その後、CMASへの加盟に努力し、1983年6月13日のCMAS理事会でJCIAの入会が認められ、1985年4月26日のマイアミで開催されたCMAS総会に於いて承認されました。その結果、JCIAは名実ともに日本を代表する唯一の機関として、国際交流への道が開かれました。
そして、1989年11月6日〜10日に、CMAS総会が名古屋港のデザイン博覧会会場の岸壁に係留する客船「ふじ丸」(23,500トン)を会場として開催されました。
現在、JCIAは日本国内の各潜水導団体理事、有識者、各民聞企業等の協力により、CMASの日本国内窓口としての性格を有しています。




